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TDP解除、そしてYSTアップデート
“ネット副業錬金術”がTDP(Yahoo!でのトップページ下落ペナルティ)の餌食になっていたんですが、2/20に試行錯誤の末、ついにTDPを抜け出すことに成功しました。復活した後の検索順位は以下の通り。
“副業”=8位
“ネット 副業”=3位
“ネット副業”=1位
もう驚きの順位ですよ。“副業”で8位ってのはびっくりしたなぁ。20位台ぐらいで復活してくれないかなと思ってたのでね。しかし、圏外に飛ばされることに関しては、スペシャリストの域に達しているトシは、素直に喜べません。もう疑心暗鬼の帝王ですからね。
「こんなにうまくいくなんておかしい。これは何かの罠(?)では…。近いうちに何かある!そういや、そろそろYSTアップデートの時期だ。そのときにまた、圏外に飛ばされるのでは…」などと考えている始末。
そして3/5にやってきました。YSTアップデートが。3/7になっても、まだ微妙に順位変動していたので、もうビクビクです。さすがにもう順位は確定したと思います。現在の順位は、
“副業”=19位
“ネット 副業”=2位
“ネット副業”=1位
“副業”で順位を下げてしまったのは残念ですが、まあ、これはいいです。妥当な順位に落ちついたものと思っています。大体、まだドメインが若すぎるし、上位に安定するには早すぎます。しかし、自力でTDPを解除して、YSTアップデートも潜り抜けたことがうれしいなぁ。これは紛れもない進歩ですよ。
トシは今まで、SEO対策に関しては、SEOだけを全力で研究しているようなブログがたくさんあるんで、良いと思うサイトをRSSリーダーで購読していました。要するに、他のサイトの情報に頼り切っていたんです。TDPの解除法に関してもです。
しかし今回は、自分で思いついたTDP解除法を実践してみたんです。トシのオリジナルってわけじゃないと思います。同じことをやってる人は、すでにいるでしょうけどね。
何をやったかというと、日Yahoo!の言語フィルターに掛かっていると断定して、あやしげな部分を画像に変えちゃったんです。画像にすれば、キーワードとして認識されなくなりますからね。
さらに、あやしいと思われる部分を、どんどん画像にしていったら、何とびっくり、ページ内のテキストがほとんど画像になっちゃいました。しかし、こんなテキストがほとんどないページじゃまずいと思ったので、まず問題ないだろうと思われる部分はテキストに戻しました。
こんな感じで、試行錯誤を繰り返したものの、TDPは解除されません。最終的に決定打となったのが、タイトルの変更です。“ネット副業錬金術 – 副収入で給料超え”の“副収入で給料超え”を削除したんです。これはちょっと、反社会的な表現なので気にはなっていたんです。おかげ様で、次のクロールで見事TDPは解除されました。
結論として、タイトルが原因だったのかと聞かれると、原因のひとつであるとしか言えません。というのも、以前も同じことをやってみたことがあるからです。そのときはサブタイトルを削除しただけで、他には特に何もしなかったので、TDPは解除されませんでした。
タイトルだけが原因じゃないのは確かなんですが、ページ全体を大まかに画像に変えていったので、どこが問題部分なのか特定が困難な状態です。特定するとしたら、画像部分を徐々にテキストに戻していって、クロールを待つという方法を取るしかないんですが、その過程で、ふたたびTDPに掛かる可能性があるので、怖くて出来ません。
トシが思うに、キーワード含有率は、関係ないと思います。今回の検証ではっきりしました。お小遣い、内職、副業などのキーワードを含むサイトで、最もありがちな、ポイントサイトへの登録を促すような表現が、TDPに掛かる原因ではないかと思います。
具体的には、“メール受信で稼ぐ”とか“携帯で稼ぐ”とか、そういうキーワードです。実際、そういうサイトがTDPに掛かってますからね。キーワード“副業”で検索してみても、以前は沢山あった、お小遣い系みたいなサイトは、ほとんど上位にはありません。何だか、○ー○ライフとかの、あやしげSOHO天国状態になっちゃってます。
トシがやった、あやしい部分を画像に変えるという方法は、当然ですが画像処理の技術が必要になります。トシは仕事柄、フォトショップを使ってますが、無料ハンドルのフォトショップエレメンツなんかでも十分です。ベクターで落とせる無料画像処理ソフトでもいけると思います。
やはり、リスクを回避するからには、何かしら必要です。知識、スキル、もちろん努力も。あやしい部分を画像に変える作戦は、TDP解除には有効な方法だと思うので、画像処理ソフトを覚える良い機会だと思って、挑戦してみてはどうでしょうか。
前回(1月)、TDPが解除された時は、張り切ってブログで記事にしたところ、その直後のYSTアップデートで、ふたたびTDPの餌食になってしまい、バカ丸出し状態だったんですが、今回はもう、順位変動はないよなぁ…。これで、この記事アップした後、圏外に飛ばされたりしたら、前回以上の大バカ野郎になっちゃうな。もしそうなったら、開き直って、また記事を書くとしよう。
アクセスカウンターやアクセス解析の隠しリンク
2/7付でニュースになってますね。Googleさんが、アクセスカウンターに埋め込まれた隠しリンクはガイドライン違反と認定したようです。隠しリンクがスパム扱いとなる可能性があるという見解は、別に今に始まったことじゃないんですが、Googleが正式に「ダメだよ~ん」と言ってるとなると、サイト運営者としては対応せざるを得ません。
問題となりうるもので代表的なのは、
- アクセスカウンター
- アクセス解析
この2つでしょう。多くの方が無料のツールを利用していると思います。トシもそうです。そして無料ツールには、ほぼ確実と言ってもいいぐらい、隠しリンクが埋め込まれてます。このへん意識してない人は、いい機会なので覚えた方が良いと思いますが、無料ツールのソース内には <noscript>~</noscript>というタグが挿入されている場合が(極めて)多いです。
この <noscript>タグというのは、スクリプトが動作しない環境での代替として表示されます。通常は見えません。しかし代替表示ってのは、もはや建前であって、今時スクリプトが動作しない環境でネット閲覧してるような人は、「無理してPC使わなくても、アナログでも生活できるでしょ」ってな、Win95搭載のPCを未だに使い続けているような人か、もしくは特殊な環境を作って、実験やら検証をしているヘビーユーザーか、どちらにしろ、この記事の話題には、あんまり関係ない人達ですね。
問題は隠しリンクをどうするかってことです。まずアクセスカウンター。トシは忍者ツールズのカウンターを利用してるんですが、見事なまでに隠しリンクが2つ埋め込まれてます。貼付ソース発行時にランダムで挿入される宣伝リンクと、忍者ツールズへのリンクの2つです。
トシはこの2つのリンクを見えるように表示してやりました。
こんな感じで↓

忍者の利用規約の禁止事項を確認したところ、今回の件の該当部分としては、「表示されるべき広告を不正に非表示にする、もしくは広告としての効果を意図的に著しく下げる行為 」がそれに当たると思うんですが、タグの改変が一切禁止とは書いてないし、隠しリンクを表示しちゃダメとは、どこにも書いてないので、今回の処置となりました。
まぁ、これなら文句ないっしょ。むしろ改善されてるし。余計なもんが表示されて、カウンターが若干ブサイクになりましたが、スパム扱いになるよかマシだ。万一、これで規約違反であれば、潔くカウンターを取っ払うか、PHPか何かのレンタル以外のカウンターを設置してもいいし、別になきゃないでサイト運営に支障が出るものではないですからね。
他の会社のアクセスカウンターを利用してる人も、対応を考えた方が良いでしょう。詳しいことは分からないんですが、隠しリンクは埋め込まれてるでしょうからね。タダで利用させる代償として、何もないわけがないです。タダより高いものはないって話ですよ。
で、カウンターなんてものは、別になきゃないで問題ないんで、そういう意味では大した問題じゃないんですが、アクセス解析はないと困ってしまいます。これもまた、無料のツールを利用している方がほとんどでしょう。
トシが登録しているアクセス解析は以下3つです。
- AccessAnalyzer.com
非常に使い勝手が良く、有名なアクセス解析で、多くの方が利用されてます。ソース内には <noscript>タグが埋め込まれてます。そういう意味で、安全とは言いがたいです。
- リサーチアルチザン
Google AdSense のクリック解析が出来るという点が注目のアクセス解析です。精度はイマイチですが…。ソース内には <noscript>タグと、さらに1ピクセル画像まで埋め込まれてるじゃないですか…。Alt属性は空ですがね。ちょっとデンジャラスですね。
- Google Analytics
これは間違いなく安全です。何せGoogleが提供しているアクセス解析ですから。機能的にもNo.1と言って良いと思います。しかし管理画面がバカ重いのと、多機能ゆえの使いづらさがあります。アクセスログの反映が遅いのが最大の欠点。Google特有の、やたらと横文字の多い意味不明な解説にも悩まされます。
もうしょうがないんで、トシは Google Analytics 一本で行くことにしました。多分、隠しリンクが埋め込まれてない無料のアクセス解析はこれだけでしょう。他を知らないんですけどね。無料には無料なりの代償が必ずあると思います。
Googleみたいな怪物企業は、利用者が増えれば、きっとそれでいいんでしょう。利用者のデータ収集だとか、トシみたいな凡人にゃ分からんことをやって、収益に繋げちゃうんでしょうから。
善は急げで、サイト運営者の方は、隠しリンク対策をやっといた方がいいと思いますよ。後々、「あれ?検索結果に表示されない!」なんてことにならないように、やれることはやっておきましょう。